産まれながら、ぽっちゃり体系&ぽっちゃり体系の天性と才能&遺伝を兼ねそろえ‥
中学3年生の頃に98kgという3桁手前の体重となってしまった私。
ダイエットを本格的に始めた当時の私は若干15歳。
かれこれ17年前となると、今みたいにSNSやネット検索をしていなくて、現在の情報量からするとダイエットの知識も情報も本当にごく僅かでした。
また、周囲にダイエット経験者やダイエットに成功した人もいなかったので、『痩せるとこういう風になるぞ』という想定外なお話は全くもって耳にしておらず、15歳という無知すぎた私は、痩せて見た目が変われば幸せになるとただただ思っていました。
が、しかし‥
-50kg減量という体重減少の変化でおこった想定外だったできごとが多々あったので、ダイエット成功=キラキラ美談のような話だけではなく、過度なダイエットでの闇の部分=副産物的なお話をこの記事でお話していきたいと思います。
ダイエットで-50kg痩せて想定外だったこと
ダイエットに終わりがない
声を大にして言いたいのが『ダイエットに終わりはありませ~ん』ということです('ω')
目標体重になったらゴールかのようですが、目標体重=固定体重ではなく、今度は現状維持の為にリバウンドとの戦いとなりました。
私自身現在は47kg~50kgの間をいったりきたりを繰り返していて、太ったら減量しての永久エンドレスなのです。
もちろん痩せなければいいと思えるなら話は別ですが、振り出しに戻るようなことも避けたくなるのです。
生理が‥
15歳で1年間で50kg減量するとなると身体がびっくりしたのかも知れません。生理が半年間来ないということもありました。身体は素直なんですよね。
薄毛&薄爪に‥
体系と同時に変わったのが、髪質です。
幼少期にはあった前髪が作れなくなりましたw
あと、一時期は爪も薄くなってペラペラに‥伸ばしたくてもすぐ折れちゃったりしていました。
薄くなるのは体系だけでいいのにと本当に思いました('ω')
皮が伸びた&肉割れが消えない
無知過ぎた15歳の私‥これは本当に想定外でした。
生まれ持って、ぽっちゃり体系からのぽっちゃり街道を歩んできたので、痩せて普通の体系に憧れていましたが‥身体のあらゆる箇所の皮が伸びます。
また、二の腕、腹部、腰、脚の付け根など、肉割れが残ったままです。
風船を一度膨らました後に、空気を一気に抜くとヨレヨレに萎む(元の様には戻らない)と同じようなことなのかな?と思うのですが、元の体系がスレンダーの時期が一切なかったので、私自身元の状態がどれなんです?といった感じなのですが。
確かに痩せて皮がたるんだりするのはショックでしたが、次第にダイエットの勲章とも思えるようになりました。
ちょいちょい気になるのがオイルトリートメントなどのリラクゼーションサロンのスタッフの方に『出産されたことあります?』と尋ねられることですがね‥
ビキニが着れない
『痩せたらビキニ着たい!』と思っていましたが、腹部の皮のたるみや、二の腕などの肉割れも気になりビキニを着る夢が幻となりました。
ですが、現在の体型カバーをするような水着は安くても可愛いのが多いいので、ビキニが着れなくても今となっては別に気にならないといった感じです。
そもそも泳げないので水着を着てビーチに~ってことが余りないのもありますが(^^;)
ダメンズにひっかかる
ぽっちゃり体系時代、恋愛をしたことが一切なく、話す異性といったら外食先で『お前太り過ぎだから飯食うな』とガチで言ってくる性悪な父親くらい。また、当時は父親とのコミュニケーションもとれていなかったので、男性への接し方が分かりませんでした。
15歳のぽっちゃりだった私は『痩せたら素敵な恋愛する』なんて少女漫画を見て意気込んでいましたが、現実は異なっていましたw
摂食障害を経験した
引き金となったのは、18歳の頃に交際した男性の言葉でした。
『あの子可愛い』と‥その子は当時雑誌にも出ていてめっちゃ細い女の子でした。好きな人が可愛いと言っていた『あの子のように細くなりたい!』と思ってしまった私は、ダイエット方法で唱えていた『痩せる痩せる痩せる』が抜けずにいたのもあって、一番酷い頃には、39kgとなり祖母からは『骨皮筋衛門』と言われていました。
現在は克服中ですが、摂食障害の恐ろしいのことは、頭で分かっていても簡単には抜け出せないことです。
50kg減量に成功するまでのダイエットは途中何度も挫折したりと辛かったですが‥
ぽっちゃり時代の方が比べものにならないくらい私は辛かったです。
とか、書いておきながらぶっちゃけ極秘にするかとも考えたのですが‥
真相は、ぽっちゃり時代以上に犠牲にしてしまったものは摂食障害の時期の方が多かったと思っています。
また、過度なダイエットはしなくなりました。少しくらい太ったっていいと思えるようになり、仮に好きな人がめっちゃ細い人に対して『あの子可愛い!痩せて!』とか言ってきたとしても、ぐでたまのように『やだぁ~』『むりぃ~』と言えるし、健康とは別にただの好みで『(ガリガリに)痩せて』という人とは関わらない方がベストだと思えるようになりました。このタイプの人はあらゆる分野で支障をきたすようなタイプだと思っているので(;'∀')
布団で寝れない
減量してからあらゆる骨が出現してきたのですが、仙骨辺りが結構出てきたのもあり‥日本人らしい畳に布団とか、めちゃくちゃ憧れるのですが、畳やフローリングでずっと座るにもお尻が痛くなっちゃうし、布団でも寝られなくなり、不便な身体になったと実感しています。
痩せたら小顔になると思ったがならなかった
痩せたら顔の脂肪がとれて小顔になると思われるじゃないですか。
以前、歯の矯正をする際、歯医者さんで頭蓋骨の骨格をレントゲン?だかで計測してくれたのですが、歯科医の先生が『○○さんは頭蓋骨が標準よりも少し大きめだねえ』と、『先生教えてくださってありがとうございます!私は頭蓋骨が大きいことを知れて助かりました!』とか思わないようなことを教えてくれました。
確かに、顔の脂肪がとれたら『シュッ』となりますが、頭蓋骨が大きいとなると痩せたら小顔になるという話は別次元の話なのです(=_=)
そして正式には顔が大きいのではく、頭蓋骨が大きいということになりますw
Before→After番組のクイズがクイズにならない
テレビ番組で『ダイエットに成功した人はこの中の誰?』といったクイズ。
ダイエットに成功した人は、主に二の腕、腹部を隠していたり、お尻のラインが見えないように重ね着、またはゆったりめのサイズの服を着用していたり‥
自分と照らし合わせてしまうと正解がすぐに分かってしまうのでクイズにならないということが、ちょっと残念だったり‥(^^;)
痩せればいいって訳ではないと思った
ぽっちゃり体系だった頃、ひたすら痩せたいと思ってダイエットに専念しました。
太っているという外見のコンプレックスで、痩せたら報われると思っていたんだと思います。
それが、ダイエットのモチベーションアップや、目標に進めるといういいところでもあったと思います。
しかしながら、ただただ取りつかれたかのように『痩せる』『痩せればいい』と思ってしまった特に摂食障害の時期は、人生を楽しみたいといった本来の目標を見失っていたということもありました。
見た目がどんなに変わったとしても、気持ちが前向きになっていないと、楽しく生きていけないのよね~
と、減量前にはこのようなことは全く思わなかったですが、必ずしも痩せればいいといった考え方はなくなりました。
以前、マレーシアへ短期留学した時のことですが、インド系マレー人の先生に『あなたは痩せすぎ!太りなさい』とマンツーマンの授業の前にいきなり言われたことがあって、当時の体重は47kg程だったのですが、異なる国や文化の人からすると『痩せているのが素晴らしい』といった美談や発想ではないのです。もちろん好みによっても異なると思いますが。
ヨーロッパなどではビーチでマダムがビキニを着て楽しんでいたり、慣れ育った環境とは別の世界に行ってみると、痩せたら好きなことをする!といった思い描いていたことは痩せなくてもできたんじゃなないの?なんて思ったり、特に何かあった訳でもないのにいつもニコニコ笑顔の人や、色んなことにチャレンジしている精神を持っている人だったり、内面性に魅了されるようになりました。
年齢とともに考えが変わったってこともあると思いますが(^^;)
終わりに:-50kg痩せて想定外だったこと【ダイエット体験談】
ただただ痩せたいと願っていた当時の私は『まさかこんなことがあるのか!』と、思ってもみなかったでしょうし、現在みたいに情報豊な社会だったとしても『痩せれればそれでいい』と、知ろうとも耳を傾けることもしなかったのでは?とも思います。
それくらいダイエットに真っ直ぐだったんだろうな、可愛いかったな自分wとか思いますが、過去の自分に話しかけれるとしたら『こーなるよーあーなるよーほどほどにしなよ!』と伝えたとしても耳にしないくらいダイエットの呪いにかかっていたのも分かるのです。
ときに、ダイエットは人の意見をも耳に入らないくらいの影響が及ぶというのも、私にとっては想定外なできごとでした。
ちゃんちゃん。
以上!
こんなはずじゃ‥-50kg痩せて想定外だったこと【ダイエット体験談】でした!
最後までご覧いただきありがとうございました✧