私がダイエットを始めたのは、かれこれ17年前の15歳の頃で、1年間で50㎏減量することができました。
当時15歳でお小遣いも限られていたので、エステやジムなどお金をかける自己投資型ダイエットはできませんでした。
今振り返ってみると、急激なダイエットは危険だったと思いますし、また、その頃流行っていたダイエット方法が、今では『?』というような疑問を感じるダイエット方法もあったり‥
そんなこんなで、今回のブログは、50㎏減量に成功した私のダイエット方法を振り返ってまとめてみました。
-50kg減量に成功した私のダイエット方法一覧
食事編
讃岐うどんダイエット
食事を讃岐うどんにするというダイエット方法で、讃岐うどん以外は食べないという、いわゆる置き換えダイエットです。
1日2食に絞り、完食なし、飲料は食事中に温かいお茶を一杯ずつでした。
そして食べ方は1本ずつ噛みしめて満腹中枢に働きかけと同時に『これしか食べられない』という気持ちも含めて噛みしめて食べていました。
また、夕食から翌日の食事(讃岐うどん)までは17時間開けていました。
唐辛子(カプサイシン)ダイエット
上記の讃岐うどんダイエットと同時に始めたのが、唐辛子(カプサイシン)ダイエットです。
讃岐うどんに七味をかけて頂くというとってもシンプルな方法です。
讃岐うどん×カプサイシンダイエットで1週間で-8kg減量することができました。
讃岐うどんダイエット後も、食事のお供にはS&Bの七味となり‥
現在は『日本一辛い黄金一味』がないと自宅での食事は楽しさが半減するような気持ちになっています。
現在の私は、ノーカプサイシンの方が食欲が失うので、カプサイシンダイエットは私にとってミステリーです('ω')
よく噛んでゆっくり食べる
よく噛んでゆっくり食べる方法は、讃岐うどんダイエットと同時に始めた方法です。
1杯の讃岐うどんを1時間近くかけて食べていました。讃岐うどんダイエット後も続けています。
ダイエット中、なんらかの食事制限があって、食べれること(食事の時間)が喜びの時間だったり、幸せを感じられるひと時だったりします。
お腹がペコペコで、早食いをしてしまい、幸せなひと時である食事の時間があっという間に過ぎてしまうと、物足りなさを感じて+αで食事を増やしてしまったことが度々あるのですが‥
その後に訪れるのが罪悪感‥
そして体重増加となり悲壮感までもセットでやってくる‥
あっという間に食べ終えてしまう早食いよりも気持ち的に満たされた感があって、なによりも、よく噛んでゆっくり食べていることで『これ以上はだめよ』と、食べる量をブレーキする考え(思考)が働く時間があるので、よく噛んでゆっくり食べるダイエット方法はとっても良いと思っています。
カロリー制限ダイエット
うどんダイエットに飽きた頃に始めたのがカロリー制限ダイエットです。
うどん以外の食べ物を食べたくなって始めたと思います。
シンプルに高カロリーな食事はしないという簡単なダイエット方法です。
今みたいにネットでなんでもかんでもという時代ではなかったので、色んなジャンルのカロリーが紹介されているハンドブックを購入して、日々の摂取カロリーを書きとめていました。
ですが、計算できないような食べ物に出くわしてしまうと計算できない=モチベーションが下がる=カロリー計算することに挫折しましたね。
単品、置き換えダイエット
1食の食事を、リンゴだけ、豆腐だけ、キャベツだけ、コンニャクだけなどといった単品だけにするダイエット方法です。
出だしは良かった覚えがあるものの『1食を単品にすればいい』という甘えがあって他の食事の量が増え‥‥讃岐うどんダイエットで抱いた『単品だけ』という簡単でもあり『単品だけ』というストレスで、単品を変えたりしつつも長くは続きませんでした。
炭水化物抜きダイエット(糖質制限)
私の中で一番良かったと思えるのが、炭水化物抜きダイエットです。
炭水化物抜きダイエットで抜いたものは、お米、パンや麺類といった小麦粉系のもの、主に主食となるものと芋類です。
因みに、餃子や天ぷらといった炭水化物に包まれちゃってる系は限度をわきまえて普通に食べていました。
食べる順番は野菜から
炭水化物抜きダイエットと同時期に始めたのが、野菜から食べることです。
野菜→メインといった感じで食べていました。
血糖値をあげずらいといった生活習慣予防にもなるみたいですよね。
19時以降は食べない(17時間以上あける)
19時以降は食べず、夕食後から翌日の食事までは17時間開けてプチ断食するダイエット方法です。
例:夕食を18時〜19時まで、翌日の食事は12時
といった感じで、逆に言うと、12時〜19時に事を2回済ますダイエット方法です(間食はNG)。
一日2食ダイエット
1日の食事は3食ではなく2食とするダイエット方法です。
上記の19時以降は食べない、翌日の食事まで17時間開けるとなると、必然的に一日2食ダイエットとなってしまうのです。
お水ダイエット
俗に言うお水をたくさんとったら痩せるダイエット方法です。
鵜呑みにしてお水をこまめにたくさん飲んだら、私は水太りしたのか体重が増えました(°-°)
私にはミステリーなダイエット方法でした。
一日一食ダイエット
一日の食事を1食だけにするというダイエット方法です。
私の場合は、昼食にガッツリ食べてそれ以降食事はしないという方法でした。
ガッツリの内容は、お米やパンなどの炭水化物は抜いて、炭水化物の代わりにキャベツの千切り、決まって具沢山のお味噌汁と温野菜、お肉や魚などの料理も結構好きなだけ食べていました。デザートも気にせず食べていました。
父親に『そんなに食うのか?』と驚かれていたほどです(^^;)
そして、食べる順番は野菜やお味噌汁→メイン→デザートといったコース料理風の流れで、七味をかけて、一口一口ゆっくり噛んで頂くことも同時におこなっていました。
にがりダイエット
テレビ番組でにがりがダイエットに良いという情報を知って、お米を焚くときや、お味噌汁ににがりを入れて食事と共に摂取していましたが、効果はハッキリしませんでしたね。にがり入れとけばいい=お米とか好きなだけ食べる=そりゃ痩せないよねといった感じでした。
断食ダイエット
食べ物を一切口にしないという究極なダイエット方法です。
2日間断食して2kg程痩せたことがありました。3日目、口にした祖母が作ってくれたお味噌汁が泣けるほど美味しかったです。
食べ物と愛情に感謝することを身をもって知れたのが断食でしたが、食べれないストレス、たった2日間食べなかっただけでやる気の低下、体力低下、思考停止などが起こり、断食明けの反動で断食がすぐになかったことになりました。
2kgの減量なら他のダイエット方法の方がよくない?と思う結果に。
運動編
ウォーキング、ジョギング、縄跳び、フラフープなどの運動を取り入れたものの‥私の場合、運動はほとんど続きませんでした。早朝に川沿いを歩いたり、走ったりしましたがもって2週間くらいでした(^^;)
理由として先ずは、外にいたくないという感情が大きかったことです。太っているというコンプレックスがめちゃくちゃあったので、今思えば自意識過剰の被害妄想なのですが、大通りを歩くだけで車に乗っている人なんかに『見て!ちょーデブがいるんだけどww』なんていう会話が勝手に聞こえてきちゃって、建物の窓ガラスなどに映っている太っている自分が目に入ってきちゃうのも嫌すぎて‥
また、外での運動が長続きしなかった他の要因として天候によって左右されてしまうのも大きかったです。あと、息切れ、股ズレ、そもそも身体が重くて運動しずらいという理由もありました(^^;)
室内用のランニングマシンは走る音の騒音、床が抜けそうと心配されて止められましたw
なので本当に簡単な運動しかしていません。
ながら運動
立って歯を磨きながら踵の上げ下げをしたり、片足立ちをしたり、テレビを見ながら体幹を左右に動かしたり、お水を入れたペットボトルをダンベル代わりにして腕を動かしたり、お皿を洗いながらお尻に力を入れたり‥日常生活で○○しながら取り入れられる運動は結構おこなっていました。
無駄なような無駄ではない動きをする
これは他者から見たら無駄な動きかも知れません。自宅の階段を無駄に何往復してから物をとりに行くということをしたり、廊下を無暗に何往復歩いたり‥
長時間外を出歩くのが嫌だったので、一見心配されそうな徘徊を家の中でおこなっていました。
エレベーター、エスカレーターを使わない
エレベーター、エスカレーターを使用しないといったいたってシンプルな運動方法です。
主に駅構内のエレベーター、エスカレーターは使用せず階段を上り下りしていました。
メンタル編
目標を明確に決める
ただただ漠然と『痩せたい』だけではなんだか口癖かのようですよね。
私自身も口癖かのように『痩せたい』と小中学生の頃に思っていたのですが、目標体重、期間、目標体重になったら○○する!といった目標を決めて紙に書いていました。
大人になってビジネス書籍や自己啓発本を読むことにハマっていた時期があったのですが、だいたい『目標は明確に』そして『紙に書け』そんでもって『毎日口に出して読もう!』的なことが書かれているような気がするのですが、ダイエットにも当てハマったと思います。
『私は痩せる』と唱える
毎日、就寝前、起床後、歯磨き中、食事前など必ず『私は痩せる』『私は痩せる』『私は痩せる』『私は痩せて綺麗になる、可愛くなる』と唱えていました。
おまじないのようですが、『痩せたい』ではなく『痩せる痩せる』と自分に言い聞かせることで、ダイエットの意識が高まったと思いました。
経験談として、この方法を長年おこなっていると常に頭の中が『痩せる』と思い込んでしまい、過度なダイエットにつながりかねない為、目標体重になったら一番最初に辞めた方がいいです。
ダイエットに成功したときの自分を想像する
唱えると同時に痩せた自分のイメージを想像して高揚感を高めていました。
目標体重、期間を明確に決めるように、ダイエットに成功したときの自分も明確に想像していました。
目につく箇所に憧れの人を
目につく場所に憧れの人の写真や、ポスター、シールなど貼っていました。因みに、深キョンです(*ノωノ)
ダイエットに成功したときの自分を想像できないような停滞期間などでモチベーションが下がりつつあるとき‥憧れの人を見て『こんな風になりたいんだ!』と思い出させて『痩せる痩せる綺麗になる』と唱えていました。
ダイエットテープを聞く
母親におねだりして『聞くだけで痩せる』というカセットテープを通販で購入してもらったのですが‥カセットって時代感じますよねw
就寝前と起床後に、ヒーリング系の音楽に合わせて女の人が話している内容を聞くだけというもの。テープは数種類あってそれぞれ10分程度のもので、話している内容は醜いアヒルから白鳥になるといった感じでした。
『聞くだけで』は痩せませんでしたよね(^^;)
痩せて見える鏡を見る
こちらも通販で購入した商品なのですが『鏡を見るだけで痩せる』といったもので、鏡といっても固い鏡ではなく、少し柔らかい素材の鏡で、外側に鏡をひねると自分の顔がシャープに(細く)見えるといったものでした。
確かに『痩せたらこんな風になるんだ!』とピュアだった10代は喜びもありましたが‥
『聞くだけで痩せる』というカセットテープ同様『鏡を見るだけで痩せる』なんてことはなく、『○○だけで痩せる』といった謳い文句には警戒するようになりましたw
その他のダイエット方法
家族、友達に協力してもらう
私の家の家庭環境は両親が共働きで祖母が大皿料理で振る舞ってくれていたので、ご飯を残さず食べてくれる孫は可愛かったに違いないと思うし、申し訳ない気持ちにもなりましたが、ダイエットを宣言して私の分の食事は作らないでいいようにしてもらったり、通販の商品もそうですが、うどんダイエットを始めた頃には、自分で買いに行かなくても母親がうどんを買ってきてくれたり‥
『食べろ食べろ』と誘惑を言ってこない家族の協力があったからこそ、家族で暮らしていてもダイエットに専念することができました。友達も同様に理解してくれて周囲の人の協力があったからこそ痩せることができたんだと思います。
体重を毎日8回計測する
就寝前、起床後、トイレの前、後、食事前、食事後、入浴前、入浴後、決まった行為の前と後に最低8回ほぼ毎日体重を計測していました。
こんなに体重を測る理由として、食事の前と後でどのくらい体重が増えているのか、入浴後はどのくらい減少しているのか、一日の体重の減少を知ることができて、ダイエットの意識を高めてくれると思います。
痩せてくると体重を測るのが楽しみになるのもあります♬
毎日計測していた体重を測ることを辞めてみたところ4kg太ったりしたので、体重を測る=体重への意識=自己管理に繋がるんだなと実感しています。
ダイエット日記をつける
当初は、毎日の体重の変化、食べた食事内容、カロリー、日々の思ったことなどを書き込んでいました。私自身神経質なタイプなのかな?と思うのが、カロリーが分からないような食べ物となると書くことが億劫になってしまうので、カロリー制限を断念してからは、カロリーは書くことをしませんでした。
日記となると『毎日書かなくては』という概念がプレッシャーだったり、何かの拍子につまづいてしまい、1日書けなかった、一気にモチベーションが下がってしまうということもあったので、日付、体重といったザックリでもいいと思いました。
マッサージしながら身体を洗う
入浴の際、身体は入念にマッサージしていました。左右の手を交互に足首辺りから膝の裏まで持ち上げるように、膝から太ももの付け根まで、腹部、手首や二の腕なども『細くなれ~♬細くなれ~♬』と願いを込めながらマッサージしていました。
主に血行促進を意識しておこなっていましたが、毎日自分の身体を自分でマッサージしていると細くなった変化も分かって、手首を握ったとき、離れ離れだった親指とその他の指達‥初めて親指と中指が手首を握ったときにくっついたときの感動は今でも忘れられません(首も同様に)w
半身浴をする
少し熱めの温度のお湯で40分~1時間半身浴していました。20分×2セットまたは3セットしていました。発汗の為に、湯船の蓋をギリギリまで閉め、ファッション雑誌などを持ち込んでは読んで『こんな服着たい!着るんだ!』とダイエットに成功したときのイメージを想像しつつ、頭が入る大きめのスーパーのビニール袋に、目、鼻、口の部分を開けてそれをかぶって入浴したりしていました。
たくさん寝る
私は食事の次に寝ることが大好きだったので8時間は寝ていました。
寝るだけでもカロリーは消費されますよね。
私の場合、睡眠不足となると断食中くらい思考停止してしまうし、出るものも出なくなってしまうんです。起きている時間が長すぎるとお腹はすくし、加えて頭がスッキリしないと間食の誘惑があって食べちゃう、そして出るものも出ないと腹部がパンパン、蓄積されていっちゃう=痩せないという悪循環になってしまうので、今思えばダイエットにも、また、自身の体質に合ったことをしていたんだと思いました。
終わりに:-50kg減量に成功した私が試したダイエット方法一覧
エステやジム、サプリメントといったダイエット方法ではなく、15歳でも50kg減量することができました。32歳となった現在、当時を客観的に振り返ると『ピュア』だったなと思いました。ピュアすぎて『○○で痩せる』といった商品を手にしたり、痩せたいという純粋な気持ちで家族や友人にお願いして協力してもらったり、テレビ番組とか雑誌などからあらゆるダイエット方法を模索しては試してみたり、、
痩せたいという純粋な気持ちが結果としてダイエットへの意識に繋がって、痩せる、私は痩せれるといった信念に至ったんだと思います。何事も信じることって大事ですよね。
しかしながら、-50kg後の想定外なこともあった多々ありました。
以上!
エステ、ジム、サプリなしで-50kg減量に成功した私が試したダイエット方法一覧【体験談】でした!
最後までご覧いただきありがとうございました✧