ドナルド・トランプ大統領が訪日した際、銀座うかい亭で会食が行われ、高級鉄板焼き店といえば、うかい亭を思い出す方もいるのでは?
今回のブログは表参道うかい亭を紹介させてください。
※2019年3月の情報となります。
表参道うかい亭
GYRE(ジャイル)ビルの5階、エレベーターが開くとインパクト大のフォークとスプーンの像が、いらっしゃいませ、待ってましたよと、お出迎えしてくれます。
エントランスには、芸術品や美術品に知識がない私にでも凄さが分かるようなアンティークな時計台や、絵画が飾られていました。
一瞬でしたが、予約時間になるまでこちらの贅沢で華麗なラウンジに案内していただきました。
その後、カウンターの鉄板焼きエリアに案内されると、ガラス貼りで空中庭園のように目の前に夜景が広がる素敵な空間で鉄板焼きのフルコース料理を頂きました。
私が伺った日のディナーメニューは
- 表参道うかい亭コース
- 鮑とうかい厳選牛コース
- スペシャルコース
の3種類のコースがありました。
3種類の中でも雲丹そうめんがとても気になったので"鮑とうかい厳選牛コース"に決めました。
鮑とうかい厳選牛コース 【表参道うかい亭】
料理長より本日のお薦め
見るからに美しい。運ばれてきた瞬間に自然と笑顔が溢れ出ました。下部にぷりぷりした海老が入っていて上部には甘みのある新玉ねぎの滑らかなクリームソース、中間にはジュレが入っています。一品目から、口内に贅沢な味わいが溢れだします。
食器もおしゃれで美しいです。
生きている新鮮な鮑はというと‥
たっぷりのお塩で蒸されます。
フォアグラと金柑のロースト
煮詰められた金柑が甘くて、フォアグラに金柑の甘味が合うだなんて驚きました。フォアグラは柔らかくて口に入れた瞬間トロけだし、体もトロけてしまうような、体の力が抜けてしまう程の一品。
残ったソースは外はカリカリ、中はふわっふわのフランスパンにソースを染み込ませて頂きます。
ホワイトアスパラのポッシェ
フランス産のホワイトアスパラ。太くて大きいのに柔らかくて、噛むとホワイトアスパラの水々しさを感じられ、旨味のある生ハムに濃厚チーズの組み合わせで頂きます。
待ちに待った、うかい亭スぺシャリティー鮑の岩塩蒸し
ソースは、みじん切りしたエシャロットや玉ねぎや、ガーリック、アサリやはまぐりを煮詰められた?ソースにフランスの海藻が入ったバター。生きた新鮮の鮑が、プリプリに蒸しあげられ、肉厚で臭みもなく、ソースがマッチして美味しいです。
肝焼き
外はカリッとした食感で濃厚な苦味も甘さもあるギュッと濃縮された醤油ベースの肝。肝焼き好きにはたまらない一品です。
雲丹そうめん(お口直し)
汁はジュレ化にされています。極細のつるつるしたそうめん×上品な味わいのジュレ×紫雲丹の甘さ…こんなお口直しがこの世にあっていいの?!と衝撃を受けた一品です。
紫うにですが、とてつもなく美味しいです。フルーティーな甘さで、口に入れた時の柔らかさ、滑らかさ、鼻から抜ける雲丹の香り、雲丹を食べたことを忘れさせないくらい、飲み込んだ後も香りが持続します。比べたら怒られそうですが雲丹は雲丹でも別格です。紫雲丹の美味しさに慣れてしまっている人は、他の雲丹を食べられないんではないかと恐ろしさも感じます。
食器もまた美しいです。
左がサーロイン、右がフィレ
ミディアムレアに焼かれたサーロイン
ポン酢、わさびソース、塩胡椒で頂きます。
噛んだ瞬間にじゅわ〜〜♡と口内にお肉と旨味が広がり、気分は最高潮に達します。ポン酢は玉ねぎにかけてサッパリ頂くことができます。カリカリ食感の胡椒がクセになり、わさびソースは鼻にツーンとするようなことがなく、辛くもないけど、わさびの風味がしっかりしていてお肉ととっても合いました。
いきな●ステーキに行ったら1度で5〜600gは食べる私には5切だと足りないのが本音。ですが、心は非常に満たされます。
絶頂気分を長引かせる為に、味わってゆっくり食べてもあっとゆう間になくなってしまい、5つ目を食べ終えた時には歯痒さ、寂しさを感じ始めジェットコースターのような浮き沈み激しい気分になります。
鯛の土鍋ご飯
土鍋で炊かれた一粒一粒の艶やかなお米。ベトベトしていなくて一粒一粒に鯛の旨味が絡まっていてお米の美味しさをもしっかり噛みしめることができます。薄味ですが、鯛の皮の部分には塩味もあり、付け合わせのポリポリ食感の特製の千枚漬けも美味しく、ご飯が進みます。土鍋に残っていたご飯もいつの間にか完食してしまいました。
鉄板メニューを食べ終えると、デザートラウンジに移動するのですが、デザートラウンジに向かう途中には数々の美術品がずらりと展示されています。
まるで美術館のようです。
左側がチョコタルト、右側がプリン
デザートラウンジのお部屋も内装がガラス貼りの華やかなお部屋で、高級ラウンジのようです。目の前に夜景が広がります。
チョコタルト
甘さもカカオも濃厚で滑らかなチョコに、サクサクし過ぎないしっとりしたタルト。チョコクランチ風なものがアクセントになっていました。アイスも濃厚で優しい甘さで、幸せを感じられるデザートです。
プリンは、とてつもなくなめらかでキャラメルの風味が口いっぱいに広がり、手間暇かかっているプリンのはずなのに何故か、懐かしさも感じられてとても美味しいです。
デザートを食べ終えると、もっとお腹いっぱいになってくださいね♡と言わんばかりに、ミニサイズの4種類のデザートが運ばれてきます。手前から、チーズケーキ、イチジク?のマフィンケーキ風、チョコクランチ、フィナンシェ。どれも甘みの分類ですが味や食感が事細かく異なり、フルコース料理にデザートを食べ終えたと思えないくらい、右手が進んでしまいます。
デザートラウンジにはテラス席もあります。まだ夜は冷えていたので、夏場などはこちらのテラス席で食後の時間を楽しんだり、美味しさの余韻に浸ったり、時間を持て余したくなります。
アクセス【表参道うかい亭】
明治神宮前駅、4番出口から徒歩3分程。
CHANELが入っているGYRE(ジャイル)ビルの5階にあります。
お車の場合は事前に駐車スペースの予約をしておくことをおすすめします。Diorとジャイルビルの間の道路側に、車ごと運ばれるエレベーターがあり、そのまま地下2階に運ばれると駐車場があります。
感想&総評 表参道うかい亭
贅沢な空間で、贅沢食材、一品一品が美味、次の料理は何が来るんだろうという楽しみと、一口一口が幸せを感じられて自然と笑みが溢れ優しい気持ちに包まれました。しばらく余韻に浸れそうです。
以前、銀座店も伺いましたが、ガラス貼りで都会の景色を眺められる表参道店はまた違った雰囲気で、記念日やイベントに好きな人と一緒に訪れたいレストランで、うかい亭の一店舗ごと異なるコンセプトの違いが素晴らしいものでした。
また、香水瓶など歴史のある西洋の美術品を見ることができて食事以外でも目を輝かせることが多々あり箱根ガラスの森美術館を運営している、うかい亭グループならではの魅力だと思いました。
お高めのランチコースとなりますが7,020円~+サービス料でうかい亭の世界を楽しむことができます。
表参道うかい亭公式ホームページ↓↓
以上!高級鉄板焼き【表参道うかい亭】贅沢な空間 贅沢なフルコース料理でした!
最後までご覧いただきありがとうございました!